ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第14回 関屋記念/内田ケイアイガードなら暑気払いになる
梅雨明け最初の開催で、馬場がどうのと余計なことを考えなくてすむようになったけれど、うだるほど暑いですねぇ。酷暑続きではなかったので、まだ馬の夏バテを心配することはないが、馬券のほうはバテ気味で元気がない。そろそろ暑気を吹き飛ばすような穴馬券を組み立てて、涼しくなった懐を潤さないことには…
先週の小倉記念は人気馬総崩れ。
最終的にはMFV2位で4番人気のスイフトカレンをアタマに3連単を買ったのだが、2着に据えた馬が4、5、6着では声も出ない。
スイフトカレンは6カ月半ぶりだったが、日経新春杯のアドマイヤフジとかインティライミと好勝負した馬で55キロなら買いやすい。
MFV1位のサンレイジャスパーは今年9戦目、51キロで軽かったが上がり目という点からすれば期待過剰だったかもしれない。
メイショウカイドウは、59.5キロのトップハンディで動けなかったというより、いつものような坂路調整ができなかったことが響いた。
仕掛けて手応えが悪かったが大負けしたわけではない。
コンゴウリキシオーも自分の時計くらいは走っている。
人気馬が走らなかったというよりは、MFV11番目で人気は7番目だったヴィータローザの走りすぎが大波乱の要因だった。
近況からみて軽ハンディならともかく、57.5キロでは手が出せない。
たしかに忘れたころに大駆けする癖の悪い馬で、九州出身で小倉ホームという意識のある橋口調教師の管理馬だが、橋口さんはハーツクライでキングジョージに出張中だった…ま、難しすぎる競馬だったことはたしかです。
余談になるがハーツクライは強い競馬をしました。
相手が一枚上だったということでしょう。
インから抜けたハリケーンランにはまだ余力があったし、いったん交わして死んだと思ったのに差し返してきたエレクトロクーショニストのしぶとさにも驚かされた。
60.3キロも背負って力は出し切って負けたのだから悔いはなかろう。
ホームのJCなら逆転は可能だと思う。
ディープインパクトの走るロンシャンはアスコットほど馬場は重くないが、やはり59.5キロという背負ったことのない斤量の克服が課題。
あとは欧州長期滞在でトップテンに入れなかった武豊騎乗で、デットーリ、スミヨンなどの欧州トップに追い負けないかどうか。
MFVを研究しはじめて約1ヶ月経った。
毎週土日に2歳戦をのぞいて3場4レース、合計12レースのMFVを計算して結果とつき合わせていますが、有効な使い方が徐々にわかってきました。
数値の高い順に上位にくるかというと、その限りではありませんが、MFVが1、2位の馬のどちらかが連対する確率は、実際の1、2番人気の馬どちらかが連対する確率とほぼ変わりがない。
ならば、MFV上位の馬は人気馬とは限らないので、オッズをバロメータにするより、はるかに配当のある馬券が狙えます。
今のところですが、上位2頭のどちらかが連対する確率は70~80%あります。
ところがMVF上位3頭の組み合わせで決まることは20%くらい、ヴィータローザのような低スコア馬に紛れこまれることがよくあります。
まだ改良途上ですが、上手に使えばかなりの武器になることは間違いありません。
今回は低スコア馬をどうやって見つけるかということで、近5走と好調時の落差の大きな馬について好調時のMVFを併記してみました。
【関屋記念】
8月6日 15時45分 新潟11R 芝1600メートル
実績からいえばMVF最高値の高いローエングリン、テレグノシス、ペールギュントあたりだが、どれも好調時のおもかげはない。
ことにテレグノシスは前走の安田記念では武豊を頼みおあつらえ向きの展開になったにもかかわらず見せ場はなかった。
一昨年の最盛期あたりに比べると力が落ちたという印象は否めない。
今年はダービー卿CTからスタートして5着、休養明けといってもグレートジャーニー、キングストレイルあたりに負けているようでは情けない。
京王杯SCがスローに殺されて3着だが、先着したのはオレハマッテルゼ、インセンティブガイなのだから、正味の能力はというと安田記念の9着という程度のところだろう。
とはいっても、このメンバーはダービー卿CTとか京王杯SC程度のメンバーなのだから脈なしとはいえない。
上でもないし下ともいえずで、取捨に迷うところだが、たぶん1番人気。
ローエングリンは昨年のマイラーズC以来7連敗、軽快な逃げ足を武器とした馬だったが近走ではハナにもいかない。
3年前の国外遠征前後は一戦級とも5分に渡り合えたのだが、以降中距離を使ったり、ダートを使ったりでいつのまにかナミの馬になってしまった。
賞金別定で59キロは楽ではないが、強力同型はいないのでノーマークなら怖い。
ヤマニンアラバスタが江田照から善臣にスイッチした。
これは素直に鞍上強化と評価してよいだろう。
昨夏の新潟記念を勝って出世した馬で、新潟コースは5戦3勝2着1回と大得意、輸送を苦にするいれ込み馬なので滞在競馬のほうが力を発揮できるためだろう。
17番枠がどうかだが、このメンバーで54キロなら好勝負だと思う。
MFV1位で重賞3勝のサイドワインダーは昨年の勝ち馬、8歳馬だがさほど衰えた感じはない。
今年はエプソムCからの始動で8着、米子Sが4着とイマイチの成績だが、ともに不得手の重で動けなかった。
昨年の勝ちタイムは1分32秒3、高速決着必至で勝ち負けか。
MFV2位のワディラムは上がり馬だが高速対応力がある。
京都の500万下を勝った時が1分32秒9。
再々申し上げているようにこのクラスの重賞には格上も格下もない。
能力あるペールギュントだが、活躍したのは2歳~3歳初期まで、その後1年半も連絡みがない。
前走3着と動いたが、咽喉の鳴る馬だけにピーカンの高速馬場はつらかろう。
ケイアイガードはたんぱ賞の勝ち馬で、その年の神戸新聞杯でキングカメハメハの2着と好走した。
マイル向きかどうかはわからないが、能力的には通用する。
5ヶ月ぶりだが鉄砲は利くタイプ、内田博幸騎乗なら争覇圏内だろう。
結論 MVF上位馬にケイアイガード、ローエングリンを絡ませた3連複と馬連。
3連複: 1・2・7・8・17のボックス(10点、5450~193320円)
馬連: 7=17(21.7倍)
7=1(49.3倍)
17=1(69.2倍)
17=2(26.4倍)
2=1(62.7倍)
7=8(165.1倍)
17=8(260.7倍)
(オッズは土曜19時現在)
2006年08月05日 20:42| 個別ページ
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