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ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一

第17回 新潟記念/良血スウィフトカレントの成長力に期待

メルボルンC参戦!? 天皇賞・秋を目指すより志の高いスウィフトカレントを中心としたが、紛れの起こりやすいハンディ戦なので過信はしたくない。強敵はエイシンニーザン、オースミグラスワンなど新潟向きの上がり馬、逆転があれば高配当は必至だ。キーンランドカップはシーイズトウショウで鉄板だが相手が難しい。

MFVをスタートさせて約2カ月、18日間で合計217レースのデータが蓄積されました。
サンプル数としてまだ十分ではありませんが、傾向とか使い方が見えてきましたのでご報告したいと思います。
まず気になる連対率。
10番人気馬が1位になったりと、人気とはかならずしも一致しないMFV上位馬ですが、実際に調べてみると人気上位馬の連対率とあまり変わりない。
全217レース中MFV1位馬の連対数96(連対率約44%)に対して、単勝1番人気馬の連対数は105(連対率約48%)で、考えていたほど差異はありません。
どころかMVF2位馬の連対数は65(連対率約30%)で、単勝2番人気馬の62(約28%)をしのいでいる。
そしてMFV1、2位馬のどちらかが連対したレースは217レース中138レースで全体の約64%。
1、2、3位馬のいづれかなら168となり、なんと約77%になります。
つまりMVF1、2、3位馬絡みのレースは大体5回に4回はある勘定。
この確率は人気上位馬が連対する確率とほとんど変わらない。
昔から馬券買いの鉄則として、軸馬は人気上位馬3頭から選ぶのがいいとか、軸馬が上位馬でない場合は、人気上位馬3頭を相手にしたらよいとかいわれてきましたが、人気上位馬と同じくらいの連対率なら、配当の期待できるMFV上位馬を買う方が有利なのはいうまでもありません。
しかも、人気を馬券のバロメータとしようとしても、変動する人気は捕えづらい。
発売締め切り3分前の1番人気が、締め切り後は4番人気でした…などということはよくある話です。
これに対してMFVは前日だろうが、締め切り直前だろうが、いかなる時でも順位は変わりません。
MFV値は人気とはちがって主観の介在しない客観的な指標だから安定度は高い。
もちろん日によって連対数にバラツキのあることは否めませんが、それは人気馬をバロメータとしても同じことです。
配当率などMFVに関する詳細なデータは集計結果が出しだいご報告いたします。

札幌記念で失敗したのですがMFVは低得点馬を否定するものではありません。
人気上位馬の否定材料にするならともかく、「MFVが低いから買わない」というような言い方で、せっかく見つけた穴馬を消してしまいましたがレクレドールは買う一手だったと反省しております。
近5走をもとにしてカウントするため、近走低迷気味の馬のMFVは低くなりますが、相手に恵まれないとか、状態ひといきで凡走を繰り返す実力馬がいる。
そういうタイプは最高値から探して下さい。
レクレドールの場合は最高値も低かったが、①昨年の札幌記念で好走した秋の天皇賞馬ヘヴンリーロマンスをクイーンSで破っている、②札幌記念は牝馬優勢、③札幌コースの適性、④上り調子で柴山から藤田への乗り替わり、等々買い材料はありました。
低得点馬が人気馬ならともかく、人気がないのだから消すことはない。
MFV2位のアドマイヤムーンの連対鉄板で高配馬を狙うというコンセプトで高配馬レクレドールを落したのは痛恨…でした。
どこかで、前年のヘヴンリーロマンスと同じようなことがあってたまるか、という下手なバクチ屋の直感が働いたこともあったのですが…

【新潟記念】
 8月27日 15時45分 新潟 11R 芝2000メートル

niigata_kinen.gif

サマー2000シリーズの最終戦だが、初代チャンピオンがなにかなんてことはネタ提供力のないマスコミの小ネタにすぎず、おそらくだれも興味がない。
5000万円の人参(報奨金)をぶるさげて出走馬促進→売上向上にもっていこうとしたJRAのもくろみは完全に失敗。
ムダガネがあるなら直接ファンに還元するプランを考えるべきだったと思う。

MFV1位は5月の新潟大賞典を勝ったオースミグラスワン。
期待馬がようやく本物になったといってよいだろう。
キャリア11戦、(5.4.1.1)の成績で底を見せてはいない。
一線級と言える馬との対戦がないのにスイフトカレントと同斤の57キロは見込まれすぎという感じはするが、最後方からためていったほうがいいタイプで直線の長い新潟コースは向く。

スウィフトカレントは久々の小倉記念をレコード勝ちした。
日経新春杯でアドマイヤフジ、インティライミと五分の勝負をしたのだから、メイショウカイドウやコンゴウリキシオーあたりは敵ではなかった。
安田記念を勝った半兄アサクサデンエンが晩生だったようにまだ先がありそうな馬、このメンバーで2キロ増量の57キロが不利とは思えない。
2走ボケパターンも視野に入れたほうがいいが、オーストラリアのG1メルボルンCを目指すならこんなところで負けるわけにはいかない。

小倉記念2着のヴィータローザはコンマ5キロ増量の58キロ。
最近は凡走を続けて突如好走というパターンが多く、つかまえづらい馬だが、3歳時にはラジオたんぱ賞、セントライト記念と重賞連覇したこともあり、能力がないわけではなかった。
昨年はヤマニンアラバスタの3着と好走したが、今年は昨年よりメンバーは強い。
雨でも降れば要注意だが伏兵の域は出ない。

前で主導権を取る位置にいそうなのがトップガンジョー、エプソムCでグラスボンバーやマチカネキララを抑えた。
良積が1800メートル以下に集中していて距離対応力がカギだが状態はかなりよさそうで、このところ惨敗はない。

MFV3位のダイワレイダースは1年ぶりの実戦、まるで人気はないのでこれが走ると妙味はあるのだが、昨年七夕賞勝った後に使ったこのレースが1番人気で8着、ヤマニンアラバスタに軽くひねられるようでは情けない。
使って調子を上げるタイプだが、完調だったとしても足りない。

ヤマニンアラバスタは昨年の覇者だが、関屋記念パドックは精彩がなかった。
いれ込み気味で走るタイプの馬だけに状態は疑問だ。

サンレイジャスパーの51キロに相変わらず魅力はあるが、今年10戦目で上がり目があるかどうか。

2000メートルのスペシャリスト・ソーユアフロスト、好調エイシンニーザンあたりがおもしろいかもしれない。

結論 大外枠でもヘイロー2×4と良血のスウィフトカレントから。

馬連: 12-18(12.0)
    1-18(59.7)
    9-18(15.2)
    1-12(97)
    9-12(50.7)
    8-18(16.6)

3連単フォーメーション(36通り 14780円~139929円)
1着:18、12、9
2着:18、12、9、1、8
3着:18、12、9、1、8

【キーンランドカップ】
 8月27日 15時25分 札幌 9R 芝1200メートル

keenland.gif

函館スプリントSを断然人気で2着だったシーイズトウショウが中心の競馬。
6歳牝馬でキャリア34戦目、伸びしろはないが、現状で時計がひとつちがう。
盛時ほど走らないとしてもこの馬に勝つためには、他馬が時計でコンマ5くらいは詰める必要がある。
前走は1分9秒台の決着となった函館の悪馬場がこの馬向きでなかったためで、負担重量の56キロも有利ではなかった。

函館でシーイズトウショウを破ったビーナスラインの末脚にはおどろかされた。
まるで人気はなかったが、戦績をひっくりかえしてみると前走含めて函館は(4.0.1.0)鬼である。
この馬もシーイズトウショウ同様に使い込まれた馬で、5歳牝馬で今度が28戦目、ベストタイム1分8秒5でシーイズとは1.6秒ちがう。 
前走は主役の競馬をしたシーイズトウショウを注文つけた乗り方で倒したが、高速馬場での再勝はきびしい。

時計が1分7秒台という馬はギャラントアロー、コスモラブシック、ダイワメンフィス、ツルガオカハヤテ、トールハンマー、プレシャスカフェと数多いが近況まずまずといえるのはダイワメンフィス、トールハンマー、ツルガオカハヤテくらい。

ダイワメンフィス1600万下、OP特別と連勝しアイビスSDでは1番人気だったが直線競馬の2番枠では行き場がなかった。

トールハンマー、これに先着したツルガオカハヤテあたりもあまり差はない。

コパノフウジンは速力不足感はあるが、相手なりに走る対応力は評価。

大穴は忘れたころにやってくるギャラントアロー、まるで忘れられてしまった実力馬プレシャスカフェだが…プレシャスは咽喉鳴り?だったかな。

結論 シーイズトウショウの連軸は鉄板! 相手はMFV低くても1分7秒台の時計をもつ馬から選ぶ。

馬連: 6-14(15.9)
    12-14(15.6)
    14-15(10.3)
    14-16(12.2)
    8-14(16.1)

3連単フォーメーション(20通り。14710円~31660円)
1着: 14
2着; 6、12、15、16、8
3着: 6、12、15、16、8

オッズは土曜午前10時現在

2006年08月26日 10:26| 個別ページ

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