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ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一

第42回 中山記念/距離短縮で展開不問のインティライミ

桜は3月開花とか。一足早く春競馬がスタートした。クラシックの蹄音ももうそこだ。向こう4カ月間の競馬がいちばんおもしろい。気合を入れて立ち向かおうと思う。知り合いの読者の方からお叱りメールをいただいた。「今年になって13レース中馬連を6レース当てているのに、なぜ3連が1つだけなのか。なんとかしろ」と。

成績を集計しなかったので、わからなかったけれ思ったより好調だったんですね。
振り返って反省材料とします。

中山金杯:⑨-8-⑫(3複27590円、⑨⑫は入っているが8がなし馬連外れ)
京都金杯:⑫-7-⑨(3複13720円、⑨⑫は入っているが7がなし馬連外れ)
日経新春:③-⑧-5(3複13650円、5がなし。馬連当たり1520円)
京成杯 :⑩-⑦-2(3複9070円、2がなし。馬連当たり800円)
AJCC:⑤-③-7(3複7210円、7がなし。馬連当たり1690円)
平安S :2-⑫-13(3複42590円、2、13がなし。馬連外れ)
京都牝馬:④-⑬-⑪(3複3060円、当たり。馬連当たり1440円)
根岸S :10-⑫-14(3複45480円、10、14がなし。馬連外れ)
共同通信:③-5-⑦(3単3110円、5がなし。3単のみ。馬連買わず)
シルクR:⑫-④-15(3複9120円、15がなし。馬連外れ)
きさらぎ:⑦-③-5(3単13570円、5がなし。馬単当たり2230円)
ダイヤS:②-13-5(3複20770円、13、5がなし。馬連外れ)
フェブラ:⑫-⑦-15(3複11710円、15がなし。馬連当たり1490円)

○囲みが予想範疇で、あと1頭当たれば的中が9レース、当たりが1レース。2頭外したのが3レースというのが今年の結果です。
なるほどこうして並べると自分のキズが見えてきます。
長いこと馬連、馬単中心に馬券を買い続けたので、馬連で買わない馬を3複に組み込む習慣がなかったが、3頭の中の1頭のお邪魔馬は馬連で切ってしまう馬なのです。
例えば先週のフェブラリーSは、アジュディミツオー、ブルーコンコルド、サンライズバッカスを中心に組み立て、連対圏の馬としてフィールドルージュ、シーキングザベスト、シーキングザダイヤを拾った。
3着だったビッググラスは私の頭の中では、エルコンドルパサー産駒の力馬で、雨で軽くなったダートでは絶対に足らないという固定観念というか思い込みがあった。
足らないという意味は連対できないということです。
ところが3着があるかと聞かれたらわからない。
3着は狙って取れるものではなく、勝つべき馬の騎手がしくじったというような場合もあるが、ほとんどは上位争いするはずの馬が落ちこぼれてしまったため、まったく無欲の馬が突っ込んでくるようなパターンが多い。
つまり連対圏とは別線の馬なのです。
だから高配当をもたらす第3の馬は推理の埒外の馬で考えても出てこない。
さりとて点数は絞らないとどんな高配当をとっても旨みはない。
自分自身が切るような馬を探すわけだから、そこは風水、九星、何でもいいのだが別線の予見術で対応するとか、人気薄ゾーンの馬(7、8番人気~15、6番人気)とかMFV値下位馬を意図的にまぜるとか、何か違ったアプローチの必要性を痛感しております。
上記の一覧でおわかりいただけると思いますが、お邪魔馬は1着2頭、2着4頭、3着9頭で3着馬が圧倒的に多い。
1、2着馬は推理の範囲内ですが、3着馬については自分の頭で考えないというスタンスでやっていきます。
どれだけの結果が得られるかはわかりませんが、推挙理由のないような馬が出てくることが多くなると思いますがご理解いただきたい。

【中山記念】G2
2007年2月25日 中山11R 発走 15:35
サラ系4歳上/○国際□指/オープン/別定/1800/芝(右回り)

NakayamaKinen.gif

中山1800メートルはコーナー4回の小回り競馬。
基本的には逃げ、先行馬が有利だが、前半1000メートルが57~58秒台だと差し追い込み馬の好餌となる。
逃げ馬にとっては59秒台のペースが望ましい。

ここ何年かの結果を見ると、馬場が悪かった昨年が一番緩いペースで1分00秒9、バランスオブゲームが逃げ切り、2番手のダイワメジャーが2着、3番手追走のエアメサイアが3着という行ったきりの競馬だった。
一昨年はダイワバンデッドの逃げで59秒2、番手追走のバランスオブゲームが抜け出した。
その前の年はローエングリンが逃げて57秒6、中団のサクラプレジデントが抜け出し、後方からサイドワインダーが追い込んだ。
ローエングリンはこのレースをか03年に勝っているが、その時は59秒5。
どの程度のペースになるか読むことがこのレースのカギになる。

逃げ馬候補としてはシャドウゲイト、インティライミあたり。
ローエングリンは、昨年の夏に出遅れて好走したせいか最近は逃げようとしない。
ただ屋根が主戦だった後藤に替わったので絶対に逃げないともいえないが…
シャドウゲイトが逃げるとすると59秒前後か。
良の1000万条件を勝ち上がった時の1000メートル通過が1分00秒4で、重の中山金杯がハンディ53キロで59秒8だった。
今回は別定戦で格上が相手、ペースを落として逃げるようなわけにもいくまい。

インティライミは逃げる気ならハナに立つスピードはある。
前走のAJCCは1分00秒2は速くはないが、そこから加速して自滅した。
この馬の主導権なら58秒台かもしれない。
天皇賞・秋は58秒8で逃げた。
ここ数戦を見ると1800メートルくらいが向いている。
前回失敗しているのでおそらくは番手からのまくり作戦、シャドウゲイトにとっては目の上のたんこぶとなろう。

エアシェイディはアンカツが乗るようになってから後方一気の競馬をしているが、前でも競馬できる。
初騎乗となる横山がどう乗るかだが、一昨年の中山記念は中団からだった。
58キロは有利ではないがテンが速くなるようなら、マイル戦で身につけた決め手が生きてくる。

4歳マルカシェンクは能力は高いはずなのだが、期待されたほどの結果が残せない。
鳴尾記念では逃げて2着だったが、前半1分01秒2のスローに持ち込んだ吉田稔がうまかった。
昨秋の乱暴な使い方のツケが回ったような感じで小倉記念は7着と見せ場すらなかった。後方待機ではよほど恵まれないと届かないと思うが、馬っぷりは目立つ。

ダンスインザモアは1800メートルのスプリングSの勝ち馬だが、あまりレベルの高いレースではなかった。
テンに行けない脚質で本質的に中山1800向きとは思えないのだが、2勝しているようにコース、距離は得意としている。
ただいずれもメンバーに恵まれた感じはある。

ローエングリンは3回目の中山記念、4年前に勝ち、3年前は3着だった。
行く気になれば速い。
4年前の中山記念で59秒5で逃げ切り、3年前は57秒6で逃げて3着に失速した。
昨年夏カツハルが出遅れて動いたらバカのひとつ覚えのように差す競馬を始めたが、本来は逃げたほうがいいに決まっている。

結論 展開に左右されないインティライミが主軸

馬連:4=7(17.1倍)
  :2=7(30.3倍)
  :6=7(40.2倍)
  :7=11(50.4倍)
  :1=7(82.1倍)

3連複 7軸1、2、4、6、9、11、12(21通り2310円~46800円)

【阪急杯】G3
2007年2月25日 阪神11R 発走 15:45
サラ系4歳上/○国際○指/オ?ン/別定/1400/芝(右回り)

HankyuCup.gif

昨年出来すぎだろうと騒がれたのが松永幹夫の引退日のブルーショットガン、11番人気で後に高松宮杯を勝ったオレハマッテルゼ、コスモシンドラーなどを沈めた。以降8戦してまったく連がらみはないのだから松永はよくよく強運の男だった。人望もあったのかもしれない。
もちろんほかが遠慮したとかいうことでなく、松永周辺が勝たせるべく目いっぱいの仕上げをしたということか。秋の天皇賞だってそんな感じ、それで勝ったということは強運としか言いようがない。
昨年の覇者ブルーショットガンは岩田が乗る。

今年は、引退調教師に脈ありの馬がいる。
主力とはいえないが瀬戸口イースター、湯浅エイシンドーバーはぎりぎり争覇圏内。
イースターは東京新聞杯でスズカフェニックス、エアシェイディに惜敗、1F短縮はマイナスではないだろう。
ルメールは乗れないが、今回はデムーロが手綱をとる。
エイシンドーバーは京都金杯、小倉記念と連続2着、マイルから中距離を使っていた馬だから1400メートルでどうかという懸念はあるが、1200~1400を使っているスプリンターに比べると底力は上位。

エース格はスズカフェニックスだろう。
東京新聞杯は内のエアシェイディを外から半馬身差して初重賞。
マイル路線かと思ったら短距離路線を狙ってきた。
傑出馬のいない短距離戦で高松宮杯というようなプランがあるのかもしれない。
デビュー時にダート12~14は経験しているが、芝では札幌の15が最短、決め手の鋭さからは対応可能だろうが、後方一気だと取りこぼしもありそう。

キンシャサノキセキも伸び悩んでいるが、NHKマイルCの快走は忘れられない。
キンシャサにしてもアイルラヴにしてもここから先の出走権確保のためにはこのあたりで賞金の上積みは絶対条件、背水の陣だろう。
キンシャサはペリエを頼んだ。
ペリエもたぶんラストラン(短期免許切れ)。

ほかではアンカツを確保したプリサイスマシーン、明けて8歳だが昨暮阪神Cで2着したように衰えはない。
出遅れ癖をみせなくなったシンボリグランともども注意しておきたい。

結論 キンシャサノキセキのスピードを信頼する。

馬連:2=7(22.6倍)
  :5=7(16.8倍) 
  :7=8(52.7倍)
  :7=16(265倍)
  :7=12(33.1倍)

3連複 7軸1、2、3、5、8、12、16(21通り1070円~125560円)

2007年02月25日 09:57| 個別ページ

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