ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第44回 フィリーズレビュー/アストンマーチャンの頭不動、絞るしかない
先週の「中京記念」で馬連19460円が釣れた。3連複は2-1-4着でファールチップ、3着が入れ替わってくれれば68560円もあった。逃がした魚はでかいが贅沢をいうと罰があたる。今週は東西メインともに軸不動。大振りはしづらい。
クラシックトライアルも終章に近い。
今週のフィリーズレビューと、来週のフラワーCでほぼ桜花賞のメンバーは決まる。
とはいっても、アネモネS、チューリップ賞と楽勝したウオッカの強さは桁が違う。
破ったダイワスカーレットが弥生賞を勝ったアドマイヤオーラと2度にわたって好勝負した馬だから、牡馬と対戦しても好勝負だろう。
もっとも、その弥生賞のアドマイヤオーラの蛇行は、同じ日の房総特別で降着になったナチュラルメイク以上に派手だった
両レースとも、JRAホームページのパトロールビデオで視聴可能なので見比べていただきたい。
アドマイヤオーラは内から外に切れて中を突こうとしたドリームジャーニーの進路をカット、さらに2着のココナッツパンチに体当たり、長い審議の末アドマイヤオーラはセーフだったが、レース後の勝利者インタビューで武豊が「他の馬に迷惑をかけた」と語ったほどで、降着でもおかしくはなかった。
ナチュラルメイクが降着でアドマイヤオーラは戒告では、JRA裁決がいかにいいかげんかよくわかる。
うるさ型のオーナーの顔色をうかがったのか、武豊に対する裁定が甘いのかわからないが疑惑の裁定だったことはたしか。
昨年のカワカミプリンセスの事件を思い出した。
いっそ、降着、失格などはなし、常に到着順位通り確定して、騎手は悪質な場合最高500万円くらいの過怠金、調教師、馬主は進上金、賞金没収、あるいは何%カットというようにすれば、ファンはどんな裁定でも受け入れる。
アホ裁決のツケは当事者だけで解決せよ。
薬物だって検出されたときには、レースは確定しているわけなのだから…
毎レースのように点る審議ランプなどにやきもきしたくはない。
【フィリーズレビュー】G2
2007年 3月11日 阪神11R 発走 15:45
サラ系3歳/○混 牝○指/オープン/馬齢/1400/芝(右回り)

桜花賞トライアルとして1600メートルのチューリップ賞より価値があるとは思えなくなった昨今だが、賞金はフィリーズレビューのほうが高くて1着賞金5200万円、チューリップ賞が4000万円だから1200万円ほど差がある。
桜花賞との関連で見ると、ここ10年チューリップ賞経由の桜花賞連対馬10頭に対してフィリーズレビューのそれは3頭、ステップレースとしての意義は4歳牝特のころに比べると薄れてきた。
阪神JFでウオッカと首差だったアストンマーチャンが主役、チューリップ賞ではなくこちらを選んだのは、ウオッカとの対戦を回避したというより、1400メート向きのスピード馬という判断。
ウオッカとは対照的な回転の速いピッチ走法で、前半3Fを32秒5を持ったままでマークした小倉2歳Sといい、ゴール前抑えながらレコードをコンマ9秒更新したファンタジーSといい、まったくのワンサイドゲームだった。
昨年の人気馬アルーリングボイスのように早熟というイメージはあまりない。
桜花賞が1400メートルならウオッカを脅かすくらいの馬だと思う。
阪神JFを逃げて3着したルミナスハーバーが実績からは2番手。
先週のチューリップ賞にも登録があったがこちらへ回ったのは、とりあえず桜花賞出走権利がほしかったのと、追い切りいまいちだったこと、相手が悪いという判断からだったこと、などが挙げられる。
未勝利を京都でレコード駆けしたようにスピードはある。
減り続けた馬体を戻してくるようなら好勝負だろう。
ハギノルチェーレは、前走のエルフィンSはインをロスなく回ってウオッカの3着と好走した。
主力がすべて休養明け、年明け使われた強みはある。
タケイチゼットはダート2連勝馬だが、芝がダメというわけでもない。
適距離で注目。
クーヴェルチュールは収得賞金1700万円、桜花賞の出走権は確保している。
前走フェアリーSは終始外を回るロスの多いレースだったが、行きっぷりも悪く、直線向いても反応はなかった。
降着がなければ4勝馬だが、それほど速い馬とも思えない。
1勝馬では、ダート1800メートルの新馬戦を10馬身ちぎって勝ったヒカルアモーレに大物の相がある。
芝1400メートルのスピードレースに対応できるかどうかは判らないが、前走はOPでも通用するパワーを示した。
ここで通用しなくとも長い目で注目したい。
エルフィンSで2着のニシノマナムスメも能力は高い。
名牝ニシノフラワーの愛娘でテンには行けないが、直線かならずいい脚を使う。
結論 波乱期待もせいぜい紐狂いまで、アストンマーチャンは不動
馬単:12=1
:12=8
:12=6
3連単フォーメーション(16通り)
1着:12
2着:1、8、6、4
3着:1、8、6、4、3
【中山牝馬ステークス】G3
2007年 3月11日 中山11R 発走 15:35
サラ系4歳上/(国際)牝[指定]/オープン/ハンデ/1800/芝(右回り)

古馬牝馬路線の中心は4歳馬。エリザベス女王杯で繰り上がったフサイチパンドラは川崎のエンブレス杯を使ったが初ダートとあって2着、女王カワカミプリンセスはヴィクトリアマイルにぶっつけの予定。3番手のアサヒライジングがここから、ヴィクトリアマイルを目指す。
牝馬4歳世代は強い。
降着だったがカワカミプリンセス、フサイチパンドラは、エリザベス女王杯で宝塚記念馬で古馬最強牝馬と目されたスイープトウショウを破った。
そのカワカミプリンセスとオークス、秋華賞、エリザベス女王杯で好勝負したのがアサヒライジング、どう乗ってもカワカミには勝てないレースばかりだったが、逃げても番手からでも崩れはしなかった。
ペースの緩急に左右されないのは強み、アメリカンオークスでは出遅れて追い込む競馬にも対応できた。
中距離タイプだが、先行力があるので中山1800メートルは悪くない。
ただ、重賞未勝利なのに桜花賞馬キストゥヘブンよりコンマ5キロ重いのは公平でない。同斤なら鉄板のアタマと思うが、ハンディ戦だけに連の軸とする。
キストゥヘヴンはアドマイヤキッスに勝った桜花賞以降はいいとこなし。
オークス、セントライト記念、秋華賞、エリザベス女王杯はマイラーのこの馬にとって距離が長かった。
今年はマイルの東京新聞杯で始動、中団を手応え良く追走していたが思ったほどは伸びなかった。
相手がスズカフェニックス、エアシェイディなどまだ上位を窺える牡馬だったということもある。
牝馬限定戦のここならもう少しはいい走りを見せるはず、中山1800は昨年フラワーCを勝っている。
ウイングレットは一昨年のこのレースの勝ち馬。
昨暮のターコイズS、年明けの京都牝馬Sと連続2着と好調だ。
ただ、前走ディラデラノビアに4馬身ちぎられたように一線級が相手だと歯が立たない。
軽いところではマドモワゼルドパリが好調子、前々走アポロノサトリを破っているのだから前走はフロックではない。
叩いたワディラムは変わり身を見込むと入着圏。
50キロと軽いアクロスザヘイブンも要注目。
サンレイジャスパーは使い込まれているが、調子の波をあまり感じない。
追い込み一手で中山1800向きではないが、前崩れになれば浮上する余地はある。
結論 行ったきりの競馬になるか、先行馬が掃除されるかは善臣アサヒライジングの乗り方次第
馬連:2=7
5=7
7=10
7=15
3連複 2、3、5、7、10、13、15。(21通り)
2007年03月10日 22:09| 個別ページ
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