ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第66回 クイーンS/無冠だがアサヒライジングの能力に賭ける
朗報って大騒ぎするほどのことではないが、来年からJRA競馬の限られたレースで最大5%の払い戻しの上積みが行われることになった。発売全レースの全馬券かと思っていたのだが、どうもそうではないらしく、限定レースの限定馬券というニュアンス、その他公営競技との兼ね合い、格差に配慮ということなんだろう。
1万円の配当が1万500円になるから馬券買うというアホもいないと思うので低迷する売り上げの打開策などになるわけはない。
常習賭人にとっても控除率の低いレースだから余計に買うなどということはなかろう。
やるなら対象馬券も限定せずにすべてやるべき。
売り上げの多い3連単だけみたいなことでは、それ自体が宝籤馬券なのだからおそらくだれもありがたがらない。
100円元返しを110円にするというのも、条件付きで、支持率90.9%を超えるものについては元返しということらしい。
せこいな。
一般レースの単勝に何千万円かぶちこんだら、勝っても元返しはあり得るということである。
いずれにせよ馬券を当てないことにはメリットも何もない。
ありがたいと思うが、この程度の改革だったらあまり興味がもてない。
関屋記念はなんとか馬券になった。
それにしても前日の馬連23.2倍が19.6倍まで下がった。
1番人気カンパニーが売れたせいもあったが、中心視したシンボリグランが7番人気→3番人気(単勝オッズ。3連単では4番人気)。
感覚的にだが締切り直前にオッズを下げた馬は、オッズの上がった馬よりも来る可能性が大きい
パドックの良し悪しということもあるのかもしれない。
カンパニーは非のうちどころのない状態に見えたが、シンボリグランは葦毛の馬車馬という感じでいまいちだった。
経験則で言えば、9カ月ぶりで仕上がりすぎているような馬より、もうひといきくらいの方が来る率は高い。
どういう風に説明したらよいのかよく分からないが、休養明け馬の場合、万全の状態に見えて買い被られている馬が消える率は50%くらいあるように思う。
そういう意味で、シンボリグランやいれ込み気味でマイナス16キロだったカンファーベスト(4着)のほうがカンパニーより買いやすかった。
もう1頭の穴馬ストーミーカフェもかなりよく走ったんだが…3着馬が邪魔で、3連複は1、2、4着で惜しくも外れ、死んだ子の歳は100.4倍だった。
【クイーンステークス】G3
2007年 8月12日(日) 札幌 9R 発走 15:25
サラ系3歳上/○混 牝○特指/オープン/別定/1800/芝(右回り)

別定戦だから勝つのはアサヒライジングかアドマイヤキッスだと思う。
どちらもカワカミプリンセス世代の5指には入ろうかという牝馬でレベルは高い。
フサイチパンドラもこの世代でカワカミプリンセスの降着によるタイトル馬だが、近況にいいところがない。
JCD、川崎記念とダート戦を使ってそれなりに走ったが、その後2500メートルを使ったりマイルを使ったりでいいところがない。
参院選に出馬して落選したオーナー同様、なにを考えているかよくわからない。
問題はアサヒライジングとアドマイヤキッスのどちらを上にするか。
昨年の牝馬3冠で判断するとアサヒライジングが(4.3.2着)、アドマイヤキッスは(2.4.4着)、今回は距離1800メートルだけにほぼ互角か。
ただアサヒライジングに重賞勝ちがないが、アドマイヤキッスはローズS、愛知杯と重賞を2勝している。
牝馬限定戦しか使ったことのないアサヒライジングは米国も含めてG1で2着が3回あるが、アドマイヤキッスはマイル前後なら相手さえ弱化すれば勝てるタイプで、牡馬相手の安田記念4着の好走が見込まれた売れ方、ヴィクトリアマイルでは大外を回って逃げたアサヒライジングの影も踏めなかったが、武豊から川田に替わった安田記念は最内を伸びた。といってもジョリーダンスあたりに先着されているわけで、主役としての競馬をしているわけではない。
まくり脚質で札幌コース向きということはいえそう。
アサヒライジングの場合は休み明けの中山牝馬Sは重でトップハンディ、阪神牝馬Sが不向き1400メートルだったことを考えると、ヴィクトリアマイルの好走は驚かない。
ただコイウタに内を掬われるあたりが勝負弱いというか、善臣が甘いというか。
今回は逃げ先行馬が多いが、円形馬場で先行有利、一番枠から流れに乗れば逃げずとも競馬になる。
シェルズレイあたりが来たら行かせて、ラチ沿いを追走すればいい。
昨年の覇者で札幌得意のデアリングハートは、ヴィクトリアマイル(3着)、エプソムC(9着)とまったく同じステップでここに臨む。
昨年はそれぞれ6着、4着だったが、調子自体にあまり変わりはないだろう。
この馬だってラインクラフト、シーザリオ世代の桜花賞3着、NHKマイルの2着馬、ヴィクトリアマイルの成績からいけばアサヒライジングとほとんど差がない。
斤量が56キロのぶん上位評価はしづらいが…
藤沢イクスキューズも札幌得意で穴人気だが、3歳で2線級の馬、52キロで戦えるのは有利だが、春先酷使しているし、このメンツに入ると少々敷居が高いように思う。
函館好走のロフティーエイムは展開有利、ヤマニンメルベイユともども抑えたほうがいいかも知れない。
馬単:アサヒライジング=アドマイヤキッス(18.4)
馬連:アサヒライジング=デアリングハート(18.5)
馬連:アサヒライジング=ロフティエイム(45.6)
馬単:アドマイヤキッス=アサヒライジング(14.6)
馬連:アドマイヤキッス=ロフティエイム (38.7)
3連単 8点、57倍~228倍
1、2着1=5、5=1固定-相手9.10.11.12
【北九州記念】
2007年 8月12日(日) 小倉10R 発走 15:35
サラ系3歳上/○混○特指/オープン/ハンデ/1200/芝(右回り)

ハンパでないスピードがあるアストンマーチャンでほぼいける。
この馬の回転の速いフットワークはスプリンターならではのもの、マイルが長いということもないが桜花賞の相手はダイワスカーレットにウオッカでレベルが高すぎた。
1400メートル以下ならウオッカが相手でもひけをとらない。
小倉は3戦2勝2着1回のデビューの地、ハンディも53キロでは死角を探すのが難しい。
相手として売れているのがメイショウボーラーの半弟メイショウトッパー。
1000万、1600万を勝ち上がったばかりで56キロハンディは見込まれすぎ、時計はあるが良馬場でのスピード比べでは未知数と判断したほうがよさそうだ。
昇級戦にしては買い被られすぎという気がする。
同ハンディならOP実績のあるスピニングノワール、シルヴァーゼット、あるいは58キロ背負って昨年2着のゴールデンキャストあたりに注意するべきだろう
穴でおもしろいのは50キロと軽いカノヤザクラ、初コースだが2歳時京都でレコード勝ちしたようにスピードはある。
復調気配の見えるアルーリングボイスは2歳時小倉で連勝、験のいいコースだ。
馬単:アストンマーチャン=カノヤザクラ(12.8)
アストンマーチャン=ゴールデンキャスト(42.6)
アストンマーチャン=スピニングノアール(17.8)
アストンマーチャン=アルーリングボイス(22.6)
3連単 アストンマーチャンのアタマから上記四頭の2、3着。12通り。
95.6~526.8
2007年08月12日 07:18| 個別ページ
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