ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第83回 阪神C/先行き見込んでドラゴンウェルズ、幸四郎よ兄貴に負けるな!
昨年新設された賞金7000万円の高額G2短距離戦だが、レベルはおよそ高くない。
マイルの二線級vs.スプリント一線級という構図で弱者救済のような競馬、こんなレースに権威とか価値をつけたって喜ぶのは馬主と厩舎関係だけだ。
その人気のほどは、フルゲート18頭に対して65頭もの登録があったことからもわかる。
次走の出走権利を確保するため出走意思のない登録馬がいたとしても異常事態。
せっかく外回りの新コースを作ったのに、内回り1400メートルの重賞などを鐘太鼓で作る胴元の意図はなんなのだろう。
目の肥えたファンには興味の持てない競走である。
阪神 11R 2007年12月16日
阪神カップ G2
サラ系3歳以上/○国際 ○特指/オープン/定量/1400/芝(右回り)

1番人気が必至だったマイルCS2着のスーパーホーネットが熱発で回避したので、争覇圏内馬は10指に余る。
1番人気は休養明け3戦目のスズカフェニックス。
秋初戦のスプリンターズSは急仕上げ気味で9着、外を回って3着に追い込んだマイルCSは相手がダイワメジャーだったということを考えると好走である。
本質はマイラーだが、今春は弱メン相手の高松宮杯1200メートルを勝った。
もちろん1400メートルがダメとは言わないが、同じ距離の阪急杯で取りこぼしたように、脚質的に直線の短い内回りで届くかどうか。
枠順から考えても楽ではないだろう。
2番人気のエイシンドーバーがその阪急杯の勝ち馬(プリサイスマシーンと同着)、その後京王杯SC(1400メートル)をレコードで勝っているから、年間4鞍しかない1400メートルの重賞のうちふたつを取ったことになる。
ただし、ルメールから替わった福永は人気馬で結果の出せないタイプの騎手、昨年の阪神Cを勝っているが8番人気のフサイチリシャールだった。
相手関係、叩いた変わり身で近くにはこられそうだが、福永で勝てるかどうか?
3番人気のドラゴンウェルズもペリエから武幸四郎に乗り替わった。
ペリエが香港で騎乗停止になったためだが、これもプラスではない。
幸四郎は福永ほど人気馬に乗るチャンスはない一発屋という感じの穴騎手、バラエティ番組だとボケでいい味を出すが、人気馬だと心もとない。
馬は初重賞挑戦だったスワンSでスーパーホーネットと0秒1差の3着、1400メートル戦は4戦して(2.1.1.0)で3着以下がない。
阪神コースも(1.1.0.0)。
ペリエならアタマで狙えるような好馬体の馬である。
以下ブルーメンブラッド、フサイチリシャール、、プリサイスマシーン、ペールギュント、シンボリグラン、ローレルゲレイロ、ジョリーダンスと続く。
ブルーメンブラッドは1600万下、OP特別と連勝してルメールに替わった。
オーロCで破ったシンボリグランとの比較感でいけばここで通用してもおかしくはない。3歳時フラワーCではアドマイヤキッス、フサイチパンドラの3着、重賞こそ勝ってはいないが格下感はない。
フサイチリシャールが3歳時の実績ならいちばんだが、成長感はなく昨秋以降はたんに1400メートルの穴馬。
プリサイスマシーンは8歳馬だが衰えたという感じはしない。
芝ダートともにこなす馬だが重賞の4勝はすべて芝、このうち2勝が1400メートル。
昨年の阪神Cが2着だった。
競って強く、混戦でこそ能力を発揮する先行力がある。
ペールギュントはマイルでは足りなかったが短距離転向で走るようになった。
スワンSは凡走したが京阪杯がサンアデュの2着で上昇気配。
シンボリグランは柴山が乗っているときはかかり癖があったが、北村とは手が合う。
ただしこの内枠を捌くのは難しかろう。
3歳ローレルゲレイロはNHKマイルC以降まったく精彩がない。
死んだふりをしているとも思えないので、状態がよくないのかもしれない。
馬連:11=16(39.7倍)
:11=17(14.3倍)
:10=11(51.9倍)
:11=14(91.7倍)
:7=11 (16倍)
2007年12月15日 18:15| 個別ページ
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