UK Jazz Dance Gems - Tomi the Jazzy Monk
第81回 Art Blakey/ Jazz Messengers '70/ 日本ビクター
Art Blakey/ Jazz Messengers '70/ 日本ビクター (SMJ-6332)

サイドメントしての録音も含めると生涯で200以上のレコードを残したArt Blakey。当たり前のように彼の名前を知っていても、これだけ録音があれば色々と発見があるものだ。
本作は、日本ビクターがオリジナル来日時に東京で録音したもので、本作において特筆すべき点が2つある。
一つは、その録音の質である。当時の、ビクターのスタジオの録音技術は世界トップ・レベル。信じられないような臨場感を持って、このセッションを記録している。200ある彼のレコードの中でも屈指のできだ。
そして、もう一つ特筆すべき点は、クラブ・ジャズ・ファンにはお馴染みの「Mother Of The Future」の作者であるCarlos Garnett(ts)が参加していることだ。
膨大なJazz Messengersの録音の中でも、彼が参加しているのはこの一枚のみ。彼の個性は、このJazz Messengersにおいても際立っている。
まず、紹介したいのがスタンダードである「It's Only A Paper Moon」の斬新なアレンジだ。モード的な解釈で、Wayne Shorterの「Yes Or No」のような曲想になっている。テンポも従来に比べて、速めで、こうなるともはや違う曲として捉えてもかまわないぐらいである。
そして、その他Carlos Garnettのオリジナルでバート・バカラックの曲をもじった「What The World Needs Now Is Peace And Love」も秀逸。また、白熱の「Night In Tunisia」も当然のごとくすばらしい。
以外にレアな本盤。写真のジャケットは、さらに珍しい韓国盤だ。
2008年01月26日 23:04
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