ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第86回 シンザン記念/朝日杯FS好走のドリームシグナルがやや優位だが・・・凡走組に配当魅力
東西金杯ともに本線的中。ハンディ戦で人気が割れそこそこに配当があったので幸先のよいスタートが切れた。シンザン記念とガーネットSは小粒なメンバーで馬場も悪い。同じメンバーで何回か対戦すれば、その都度結果が違うような競馬。見返りが大きいところを狙いたい。
【シンザン記念 G3】
京都 11R 2007年01月13日
サラ系3歳/○混○特指/オープン/別定/1600/芝(右回り)外回り

昨年は有馬記念記念2着だったダイワスカーレット、皐月賞で1番人気になったアドマイヤオーラなど大駒が出走、牡馬、牝馬のクラシックの尺度という性格の競馬だったが、今年は傑出馬はいない。
朝日杯FS4着のドリームシグナルがやや優勢という感じはするのだが、クラシックを窺える馬というような大物感はない。
朝日杯のレベルは高くも低くもなかったと思う。
勝ったゴスホークケンは前半1000メートル通過が58秒3で1分33秒5。
マイネルレコルトのレースレコードにコンマ1秒差で、1番枠に恵まれたとはいえ逃げて主導権を取った時計だから価値はある。
そのゴスホークケンはオーナーの意向でクラシックに向かわず、ニュージーランドT→NHKマイルCの予定。
平均ペースに強い先行タイプの馬だから皐月賞に出てきても脈ありと思っていたのでこの選択は意外だった。
つまり、昨年の朝日杯FSは早々とクラシックを見切った馬に勝たれるようなレースだったという見方もできる。
反面、大外枠で行く先々でつかえて13着に敗れたサブジェクトはクラシック登竜門といわれるラジオNIKKEI杯2歳Sを勝った。
前残りの競馬となり、展開のアヤで良さを発揮できなかった馬が何頭かいたことはたしか、そんな中で唯一差してきて掲示板を確保した馬がドリームシグナルである。
道中は比較的前にいたが、4角手前で2着のレッツゴーキリシマと3着のキャプテントゥーレが壁になった。
直線坂下外から伸びたのだが、先着した3頭と脚色が一緒になってしまった。
展開にさえ恵まれれば差はなかったような印象はある。
京王杯で内をついて伸びたように馬ごみには怯まない。
今回はインを回ることが多い岩田の騎乗、つっかえたり行き場がなくなったりしない限りは好レースが期待できる。
晴雨兼用のマイラー・アグネスデジタル産駒で、渋り気味の馬場には京王杯で対応力をみせた。
朝日杯FS出走馬でサブジェクト同様まったく競馬にならなかった馬がウイントリガー、ドリームガードナーなど。
それぞれ10着、12着だから人気はないが、ともに後方からの競馬で早々とギブアップしたような内容。
着順を額面通りには受け取る必要はない。
ウイントリガーは後方からの競馬で直線は包まれて出るに出られなかった。
京都のデイリー杯で人気になるタケミカズチとクビ差、体重がここ3戦10キロ以上の変動があり、好走しているのは450キロ台だから輸送して増えた前走は太めだったかもしれない。
ドリームガードナーもウイントリガーと同じような競馬。
15番枠で最後方からの競馬ではなす術がない。
タケミカヅチは京都のデイリー杯で2着、上がり33秒台の決め手がある。
先週のジュニアCでワンツーしたゴールドアリュール産駒、道中緩い流れで決め手勝負になりがちな京都外回りのマイルは合っているかもしれない。
マヤノベンケイは前走初の芝だったさざんかSを逃げ切り3連勝。
かかり気味に逃げる馬で1400メートルまでしか距離経験のないのはマイナス材料だが、渋った馬場で差し馬の決め手が減殺されるぶん粘るシーンも考えておきたい。
オースミマーシャルは中京2歳Sで1キロ重い56キロを背負って3着。
野路菊Sで勝った後2走はいれ込みが目立ち凡走したが、中京ではかなり好状態だった。どちらかというとスピードタイプなので、馬場は渋らないほうがいい。
オースミが期待できるなら中京で微差だったチョウサンデイも争覇圏。
前走阪神の重でインをついて2着のミッキーチェアフルは豊である程度の人気にはなりそうだ。
500万下の平場を連続2着だが能力がないわけではない。
3走前の京王杯では勝ったアポロドルチェとは3馬身かそこらの差、インをついて2着だったドリームシグナルとはコースどりの差。
レース内容はまったく遜色ない。
抽選をくぐり抜けた強運には注目。
重実績という点を重視してドリームシグナル、ミッキーチェアフルのどちらかが連軸。
人気のないところを狙いたい。
4、15、12あたりから1、5の6通りなら高配当が見込める。
【ガーネットS G3】
中山 11R 2007年01月13日
サラ系4歳上/○国際○指/オープン/ハンデ/1200/ダート右回り

降雨の影響で高速馬場になりそう。
例年の傾向からハイペースは避けられず、前半3Fは33秒前半、後半が37〜38秒で勝ちタイムは1分10秒台か。
主力の1頭とみていたプリサイスマシーンがダート1200メートルでは不利な1番枠なので、捲る脚のあるトウショウギアに展開が向きそう。
重賞勝ちのない馬にとって58.5キロは楽ではないが前走は59キロ背負っている。
1600万下からの昇級馬にも印がついているような競馬だから、オープン特別は常時勝ち負けできるこの馬のスピードに期待したい。
人気のスリーアベニューは昨年の勝ち馬。
ダート1200メートルは12戦して(6.5.1.0)、圧倒的な実績である。
時計の出やすい不良馬場だったとはいえ、昨年の1分10秒0は争覇圏内のスピード、ある程度好位につければ崩れないと思うが、休養前含めてここ数戦は末脚一辺倒の競馬だ。
待機策の好きな幸四郎騎手だけに差して届かずという場面もありそう。
トウショウギアの相手としては流れに乗れそうなシアトルバローズ、タイセイアトム、連闘ワキノカイザー、実績最右翼のプリサイスマシーンあたり。
2008年01月12日 19:12| 個別ページ
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