ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第109回 宝塚記念/晩生の南半球産馬ロックドゥカンプが前半戦を締める
これがラストの春季G1。今季はさんざん苦しめられたような印象ばかり残る。原因は一に悪馬場、二がヘボ推理、三がヘボ騎手、へボ馬主といったところだろうか。前々日予想だから仕方ないのだが、予想通りに馬券を買った例がない。事前予想した馬の出来がよく見えるなら納得して買えるのだが、ン!?という感じがしばしば。パドックを2~3周回観察した程度であっさり消えてしまう推奨馬がいるし、ノーマークにした馬が気になってしかたがないこともある。予想は少なくとも半日くらい考えた末結論を出しているわけだから、簡単に翻意しないという意気込みはあるのだがオッズやら見ているうちに気が変わってくる。宝塚を予想する前にG1シリーズでどういうヘボ予想をしたのかを反省する。
【高松宮記念】
◎スーパーホーネット(3人気5着)、○ファイングレイン(4人気1着)。◎がまるでよく見えない。中間挫石ということで△に狙いを下げたキンシャサノキセキが絶好の状態。コメント信用して予想はしくじったが、馬券にはなった。
【桜花賞】
◎トールポピー(1人気8着)、○ブラックエンブレム(4人気10着)。▲評価のリトルアマポーラ(2人気5着)がはじけるような勢いなので中心にしたが、幸四郎の粗雑騎乗。1、2着レジネッタ、エフティマイアはまるで眼中になし。
【皐月賞】
◎マイネルチャールズ(1人気3着)、○スマイルジャック(4人気9着)。キャプテントゥーレが逃げて、◎が中団の後というよもやの展開。◎が番手競馬ならキャプテンはなかったろう。松岡君ではなく岡田軍師の誤指示。◎の相手に○、タケミカズチ、レインボーペガサス買っていただけに不納得な競馬。4角失速の○も不可解だった。
【天皇賞・春】
◎アサクサキングス(1人気3着)、○ホクトスルタン(6人気4着)。勝った岩田アドマイヤジュピタも2着の豊メイショウサムソンは買う気がなかったので納得。
【NHKマイル】は休載したが◎ゴスホークケン(4人気12着)、○ディープスカイ(1人気1着)。▲がブラックシェル(3人気2着)でタテ目をとったので予想は辛うじてセーフ。
【ヴィクトリアマイル】
◎ニシノマナムスメ(2人気5着)、○ウオッカ(1人気2着)。勝ったエイジアンウインズについては言葉がない。
【オークス】
◎リトルアマポーラ(1人気7着)、○トールポピー(4人気1着)。無策の幸四郎で気配落ちの◎を嫌って〇トールポピーから▲ブラックエンブレム、△レッドアゲート、桜花賞馬レジネッタを買うが、蛯正がエフティマイアがお邪魔虫。
【ダービー】
◎マイネルチャールズ(2人気4着)、○タケミカヅチ(7人気11着)。◎と気配の目立ったスマイルジャックは買ったが、スマイルと1人気で△のディープスカイは買えず。マイネルが皐月の轍を踏むとは…
【安田記念】
◎グッドババ(3番人気17着)、○ウオッカ(2番人気1着)。ウオッカがひとまわりふくらんで絶好の出来。これに対してグッドババは-15キロ、人気も思ったほどなかったのであえて疑わなかったが、好状態とはいえなかった。香港チャンピオンマイル2着のアルマダでもと思いつつ馬券はウオッカ、グッドババ軸の3単、3複で失敗。
ふりかえって見ると◎が全敗とは情けない。結果的に9頭中1番人気馬が4頭、2人気馬、3人気馬がそれぞれ2頭、4人気馬が1頭だからそれほど無理筋でもないのだが、穴馬を推したつもりが意外に人気になっていた。人気と目される馬が〇で、これをやっつけるとしたら◎という発想が根底にあるから○の勝率がよかったのかもしれない。ちなみに〇は9戦4勝2着1回。最終的に◎か〇の2択で◎をとりがちだから、第3の馬を見つけて◎、〇へという買い方か、〇と◎が入れ替わらないと馬券にならなかったのである。
そんなわけで予想は1勝8敗、せめて 最後くらいは◎のアタマで締めたい。
【宝塚記念 G1】
阪神10R 2008年06月29日
3歳上/国際○指/オープン/定量/2200/芝

◎ロックドゥカンプは底を見せてはいない。菊花賞は人馬ともに経験のなかった淀の長距離戦で柴山の乗りはぐり。有馬記念は豊メイショウサムソンをマークしたM・キネーンの乗りはぐり。両レースともに勝てたとはいわないがこの馬の先行力を生かした乗り方をすれば勝ち負けには持ち込めたはずである。前走の目黒記念はゴール前ふらついていたが、久々でやや余裕残しの状態、気負っていたためかと思う。
ウオッカにダービーでちぎられた4歳牡馬は弱いのかもしれない。アサクサキングスはノーマークで逃げたダービーをウオッカに楽々差された。その後の成長を見込んでも春・天でアドマイヤジュピタ、メイショウサムソンあたりに勝てないようでは、弱いのか強いのかわからないようなが、ロックドゥカンプはニュージーランド生まれの遅咲き馬だからアサクサキングス始めとする4歳一線級よりも成長力が見込める。斤量は他馬より1キロ軽い57。渋り気味の馬場もOKだし、このタイプはいちばん岩田に合う。
〇アルナスライン。この馬も3歳春は骨折休養でダービーは使っていない。7ヶ月ぶりの京都大賞典でインティライミ、ポップロックら古馬一線級に伍した3着。菊花賞ではアサクサキングスをアタマ差まで追い詰めた。前走の目黒記念は58キロ背負っていたぶん56キロのホクトスルタンを捕まえきれなかったが、ロックドゥカンプには先着した。大型馬の叩き3戦目でまだ上積みが期待できる。パドック周回中は気合を見せないが、騎手が乗るとがらりと変わるので注意。
▲はメイショウサムソンかアサクサキングスで、4歳アサクサキングスの変わり身に期待したい。
メイショウサムソンはたぶん1番人気なので買っても紐まで。むしろ内田エイシンデュピュテイの粘りに期待したい。
◎ ロックドゥカンプ
〇 アルナスライン
▲ アサクサキングス
△ エイシンデュピュテイ
△ メイショウサムソン
2008年06月27日 22:46| 個別ページ
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