ヤツ当たり!この馬が買い! - 樋口榮一
第115回 関屋記念/手薄なメンツだからマルカシェンクを買うしかないが貧乏神福永騎乗が気にかかる
北京五輪開幕。張芸謀の演出による開会式は国家の威信をかけたようなスケールの大きいマスゲームだったが、選手入場まで1時間以上いささかくたびれた。冗慢なところはハリウッド風スペクタクルばかり撮る張芸謀の芸風?「初恋のきた道」とか「あの子を探して」のころはいい味のあった人なんだけれど…
競技には興味津々。とりわけ五輪出場選手中最年長の法華津寛(67)、八木三枝子(58)選手の馬術に注目。馬術がキャリアがものをいう世界かどうかは知らないが、オレと同じ前期高齢者の法華津さんの出場には頭が下がる。口ばかり達者になって技量がさっぱり進歩しないジョッキー諸君にはぜひ見てもらいたい。期待背負って負けたからといって言い訳、責任転嫁をするのはみっともない。負けても周辺や自身を納得させる騎乗を見せてほしい。仕掛け遅れたのに直線詰まったとか寄られたなんていうのは、法華津選手が歳でしたと言うようなもの。だれのことかはわかりますよね。
【関屋記念 G3】
新潟11R 2008年 8月10日
3歳上/オープン/1600/芝/外 (A)

今年が新潟の馬場改修後8回目。改修初年度にマグナーテンが出した1分31秒8の基準タイムはその後3度記録されたがいまだにこれは破られていない。先週レコード決着がふたつ出るような馬場状態で、そろそろレコードを期待していいのだが、メンバーは手薄だし速いというイメージの馬はいない。
1番人気マルカシェンクは約4カ月ぶりの登場。2歳時3連勝してダービー候補といわれた逸材だが、4勝目をあげたのは河内厩舎に転厩して10カ月休養後の今年1月のOP特別だから3年近く勝ち星はなかった。その後の小倉大賞典の2着は当然として、中山記念4着、ダービー卿8着は状態が良かっただけにいただけない結果。OP特別を逃げて勝ったのに、以降先行しようともしなかった。すべてスローペースを中団に控えた福永のミスである。 とくに1番人気馬騎乗時の福永はまるで信頼感がない。絶スランプなのかもしれないが、05年には重賞16勝もした騎手なのに今年は0勝。福永は8月3日終了時現在43勝でリーディング14位だが、1番人気馬勝率はベスト20の騎手では最悪である。
1番人気騎乗時の成績は 16-10-2-31 で勝率27.1%、連対率44.1%。
勝率、連対率トップの後藤の 35-13-14-19 43.2%、59.3%に比べるとはるかに劣る。 ちなみにリーディング武豊は 62-33-17-62 35.6%、54.6%。
1番人気馬の単勝を買ったときの回収率もワーストは福永の62円、お金にならない武豊でさえ71円、後藤は95円ある。(8月3日現在)
できることなら買いたくないのだが、馬は調教で仕上がるタイプ。福永の連対率からして2度しくじれば3度目くらいなんとかするだろう。
2番人気のフサイチアウステルはOP特別を連勝。3歳から4歳春にかけてセントライト記念2着、菊花賞5着、アメリカJCC2着と重賞路線で活躍した。短距離イメージの強いストームキャット系としては鬼子のような気がしたが、その後長期休養を2度はさんで8連敗と精彩がなかったが、前々走の都大路Sを意表をつく逃げで勝つと、前走の米子Sも逃げ切った。ともに相手に恵まれたことは確かだがマイルが適距離という面もあったかもしれない。ただし今回は2度のファインプレーを演じた赤木高太郎が落馬負傷のため吉田豊に乗り替わる。
ほとんど差のない3番人気は米子Sでフサイチアウステルと同タイム、アタマ+クビ差のトップオブツヨシ。長いこと条件クラスに低迷したが3歳時にはトライアルのプリンシパルSで出走権を確保してダービーに臨んだ器、この程度の重賞なら役不足とも決めつけられない。
マシュリクは6戦4勝2着3回と底を見せていない。昨年の4月以来となるがこの程度のメンバーなら通用してもおかしくはない。
トウショウボイスは昨夏新潟で1600万下を勝ち上がると、重賞新潟記念を軽量52キロで2着した。その後8走連絡みはないが、前々走のエプソムCには復調の兆しが窺えた。今回の別定56キロは有利ではないが…
マイケルバローズは2月の東京新聞杯12着以来。昨年夏から秋にかけては重賞路線で活躍した。昨年このレースで最後方から3着に追い込み、続く京王杯AHが4着、富士Sで重賞初連対の2着。鉄砲実績はないので使い込まれたほうが良いタイプかもしれない。
◎ マルカシェンク
〇 マシュリク
▲ フサイチアウステル
△ トウショウボイス
△ マイケルバローズ
2008年08月09日 19:59| 個別ページ
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