UK Jazz Dance Gems - Tomi the Jazzy Monk
第108回 Nation of Multiverse/ S/T/ Pravda (RCPP-003) 2008

新進気鋭のアルトサックス奏者佐藤恭子によるクラブ・ジャズ・プロジェクト。緻密に計算された複雑な構成と温かなメロディーが特長の彼女の楽曲は、70年代に始まるスピリチュアル・ジャズの系譜における最も新しいマスターピース。
重厚なベース・ソロで幕を開ける1曲目。McCoy Tynerのカバー「African Village」のサックスを聴けば、彼女が作曲だけでなく演奏にも秀でていることがよくわかる。
また、クラブ・クラッシックKitty Beyを想起させる「Hanikami」やドラムン・ベースのような変拍子曲「Real and Unreal Space」といったスピーディーなナンバーから、Monday満ちるをゲスト・ヴォーカルに迎えた美しく流麗なワルツ「Butterfly」と、内容もバラエティーに富んでいる。
個人的なフェイバリットは、ヴォーカルをイントゥルメンタル的に活かした「Dee-Dah」。ありそうでなかったタイプの楽曲だ。力強いピアノのリフから始まる同曲、一度聴くと忘れられないフレーズも印象的。
Giles Petersonや松浦俊夫も、自身のラジオでプレイするなど識者の間で、徐々に人気を高めている。
*下記で試聴ができます。
http://www.juno.co.uk/products/330662-01.htm&highlight=Nation+Of3;Multiverse
http://www.zooooo.jp/?pid=10434465
2009年01月05日 09:10
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