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第158回 宝塚記念/ディープスカイで断然の鞍。天皇賞・春の2着馬アルナスライン、JC馬スクリーンヒーローが人気の盲点か?

 ウオッカが出てきたとしてもディープスカイのアタマは固い。ウオッカは今週初めに回避を表明、天皇賞・秋の連覇を目指すという。賢明な選択だと思う。ドバイの負けに懲りて海外などと口にしなくなったのもいい。ディープスカイは勝って凱旋門賞が年初からの青写真。この秋で4度目となるダービー馬対決は見られそうにない。

 もちろん日高産の馬が凱旋門賞を勝とうものならたいへんな快挙である。エルコンドルパサーもディープインパクトも成し得なかった夢・・・容易なことではない。いずれノーザンFか社台Fに繋養されて種牡馬になるのだろうがその後の価値が変わってくる。種付料1000万スタートだとして、200頭つければ年間20億円。5年やれば100億円か・・・急逝したアグネスタキオンの後継候補馬だからその価値は大きくなる。
 さらに凱旋門賞の1着賞金が、昨年からJCの2億5千万円をはるかに上回る約4億円となった。総賞金5億円のドバイワールドCよりも高い。名実ともに芝の競馬として世界最高峰の競馬である。日本で競馬するかぎり天皇賞・秋、JCを連勝してもその4億円も稼げない。無理だと承知の上でも使いたくなる陣営の気持ちはわかる。ただ馬券を買う我々の立場からすれば、ロンシャンなどで走るよりはウオッカとの決着をつけてほしい。どちらかが欠けただけで古馬戦線は興趣に欠ける。まさに今回の宝塚記念のようなもの。

【宝塚記念 G1】
阪神10R 2009年06月28日(日)
サラ系4歳上/オープン/定量/2200/芝

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 いくらアタマ鉄板といってもディープスカイでは配当がなさすぎる。ひねりたくはなるが無駄な抵抗だろう。スカイの2着で…などといったんは考えたものの可能性はかぎりなく少ない。そんな馬券を買ったところで紙屑? アクシデントでもないかぎりスカイの敗戦はない。
 わけのわからん長距離レースの天皇賞・春、メンバー落ちの金鯱賞などと比べて安田記念のレベルは高かった。誰の目にも明らかである。安田記念のプラス14キロは太目かどうかは判断できないくらい微妙だったが、今回の調教後の計量で前走比マイナス6キロということは皮一枚余裕残しの仕上げだったということができる。敗因は想像以上に馬場が乾いて決め手比べになったことと、1年ぶりのマイルだったというあたり。それでいながらあわや勝ちという競馬だった。
 これで3戦続けて2着だが前々走の大阪杯でドリームジャーニーに負けたのは休み明けと斤量、JCは勝ったスクリーンヒーローがロスなく前々から抜け出したのに対し後方から外を回るという展開では仕方がなかった。今度は距離良し、状態良し。前々で競馬するようになったので死角はない。ただし前日最終オッズで単勝は1.6倍。

 大阪杯でスカイに勝ったドリームジャーニーは前走の天皇賞・春が3着、折り合い面で成長して距離克服能力が出てきた。天皇賞・春はレース自体が評価しづらいが、大阪杯はいつもより前でスカイをジカマーク、四つ相撲でこれを差し切った。スカイと2キロの斤量差はあったが、差し返してきたスカイを振り切ったのだから立派なもの。ただし昨夏から使い詰めなので上がり目は期待しづらい。これが2番人気で、スカイとの組み合わせは表で5.8倍、裏が15.5倍、馬連だと4.8倍だ。

 12番人気で天皇賞・春を勝ったマイネルキッツはラチ沿いから早めに抜け出した。アサクサキングス、スクリーンヒーローの凡走に助けられたとはいえ、正にドンピシャのタイミングで追い出した松岡は好騎乗だった。日経賞2着から転戦だったがOP特別勝っただけのキャリア29戦目の馬、まるで気にもならなかった。隠れマラソンランナーということだろう。天皇賞・春の勝ち馬は宝塚記念で高連対率らしい。だからといって、これまで買ったことのないような馬を買いたくない。距離の2200メートルはマイナス材料だろう。

 天皇賞・春の2着馬アルナスラインは昨秋の復帰戦から注目していた。アルゼンチン共和国杯が58キロ背負って53キロのスクリーンヒーローに敗れたが差は2馬身弱。そのスクリーンヒーローがJCを勝ったのだから、有馬記念はダイワスカーレットの相手と評価したがプラス14キロと太目で6着。今春はAJCCから始動、絞れて豊で確勝と思ったが馬はまるで精彩がなかった。その後蛯正で日経賞を勝ち、天皇賞・春は外に出さなければ勝ちまであった。ともに相手はやわだが状態は上向いてきた。これとスカイだと馬連7.5倍。

 スクリーンヒーローは天皇賞・春がまるで見せ場がなかった。重の阪神大賞典好走の反動? とはいえ人気薄だったJCがフロックという印象はない。もっぱら2000メートル~2500メートルくらいで好走した馬だから、3000~3200メートル路線は距離が長すぎたのかもしれない。有馬記念で先行してダイワスカーレットのクビに鈴をつけにいきながら5着は評価してよい内容だった。そろそろタイトル馬の意地を見たい。この馬だと馬連14.5倍。がまんできる配当だ。

 サクラメガワンダーは一時マイル路線を窺ったが芽が出ず、中距離に戻したら走り始めた。昨年のG1戦線では足りなかったが、今年初戦の京都記念ではアサクサキングスと接戦、休養明けだった金鯱賞は前々からまくってシャドウゲイト以下を突き放した。4勝している阪神コースは得意。昨年の宝塚記念は4着だった。ただし馬連は5.8倍で2番人気。

 ◎ ディープスカイ
 ○ スクリーンヒーロー
 ▲ アルナスライン
 △ サクラメガワンダー
 △ ドリームジャーニー
 
 連で◎○、◎▲の2点。3単で◎→○▲→△2頭、◎→○→▲、◎→▲→○の合計6通りでまずまずの配当だが、1、2着が◎→△の組み合わせになるとまるでおもしろくない。ケンが正解かもしれない。

2009年06月28日 18:01| 個別ページ

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