« ホームへ

UK Jazz Dance Gems - Tomi th Jazzy Monk

第70回 渡辺貞夫/ Recital/ East Wind

渡辺貞夫/ Recital/ East Wind (8048)

50-WatanabeSadao.jpg

当時人気の絶頂にあった渡辺貞夫が、文化庁の芸術大賞を受賞することとなったリサイタルの全貌を収録している。

そして、アフリカ音楽に傾倒していた渡辺の探求の結果がここにある。

アフリカのフォークソングと、渡辺のオリジナルでかためられているなかで、最高にファンキーなアフロ・ファンク「Hiro」は、絶対に後世に語り継ぐべき日本のジャズの真実である。

Fela Kuti並みのうねるグルーブ。とても、日本人の演奏とは思えない。そして、そこに峰厚介などモード系で活躍していたミュージシャンのディープなソロが加わる。当時、高い評価をされ、結構な数が売れたことが想像できるが、これだけアンダーグラウンドな音楽が、一般的に評価されたということは、それだけ日本人のリスナーの耳が肥えていたということの裏返しなのかもしれない。

しかし、現在ではあまりにありふれたアルバムなので、敬遠され軽んじられているのではと、ついつい憂いてしまう。

2007年08月05日 00:35| 個別ページ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

http://crossroad-kbp.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/255

こちらK&B出版部

何が飛び出すかわからない!? K&B出版部の最新情報をお届けします!

K&B’s ネットワーク

K&Bの文化ネットワークを垣間見よ! 刊行書籍の著者リンク集。

K&Bパブリッシャーズの本

新刊

(書籍)おいしい理由

『おいしい理由』
有機栽培の米、添加物不使用のソーセージなど、オーガニックフードやスローフードにこだわりを持ち続け努力する生産者たちの姿を温かいまなざしで伝える一冊です。 セコムの食推進室著 1000円+税
話題の本

(書籍)ジョン・レノン暗殺

『ジョン・レノン暗殺 - アメリカの狂気に殺された男』
ジョン・レノンはなぜ殺されなければならなかったのか? ジョン・F・ケネディ、 マルコムX、キング牧師、 ロバート・F・ケネディそして…。「邪魔者は暗殺に よって葬る」アメリカの暗部を暴く戦慄のノンフィクション。 フィル・ストロングマン/アラン・パーカー著 小山景子訳 1800円+税